5月の満月 ウエサク祭

 

毎年、5月の満月の夜に、
京都 鞍馬寺では、
ウエサク祭(五月満月祭)が
開催されます。

古い話になりますが、
大阪に住んでいた2013年に、
行って来ました。

鞍馬寺、貴船神社のルートは、
定期的に通っておりました。

 

お祭りの内容は、
どの様なものか
詳細はわかりませんでしたが、

何やら、
強いエネルギーが降り注ぐ

ということだけを元に、
参加してみることとしました。

知らないものは、
ワクワクしますね。

 

この年までは、鞍馬寺
講堂内に泊まることが出来ましたが、
翌年からは、宿泊不可となりました。

今年、2021年は、
一般参加は不可で、
コロナの影響なのか、
最近は一般参加未対応なのか、
詳細は確認していません。

⇒ 5月26日の五月満月祭(ウエサクサイ)の行事は、お参りできません
  (山内職員のみで執り行います)

 
 

五月満月祭 <5月の満月の夜>

新緑の五月の満月の夜は、
全てのものの目覚めのために
天界から強いエネルギーが
降り注ぐと言われ、

満月に清水を供える
五月満月の秘儀が
鞍馬山で執り行わていました。

遥かヒマラヤでも
この夜に釈尊の徳を讃えて
ウエサクの祭りが
敬虔に営まれている事がわかり、

戦後、五月満月の秘儀を
「ウエサクさい」とよんで
広く公開し、
全ての目覚めと平安を祈ります。

⇒ 鞍馬寺 年中行事

 

興味あれば、こちらもどうぞ。
⇒ Wikipedia ウェーサーカ祭

 
 
 

2013年のウエサク祭は、
5月24日(金)に実施されました。

 

叡山電鉄 鞍馬駅を出たところにある
天狗の像。

なかなか大きいです。

 

現在、土砂崩れの影響により、
叡山電鉄の市原~鞍馬間は、
運転見合せとなっており、
バスに乗り換える必要があります。

⇒ 貴船口・鞍馬方面へお越しのお客さまへ

 

鞍馬寺の入口です。

 

階段を上がった先に
こんな可愛いポスターがあります。

 
 

仁王門(山門)です。

通常は、こんな感じですが、

 

ウエサク祭の時は、
表示が変わっています。

 

仁王門のところに、
五月満月祭次第が貼ってありました。

第一部 地鏡浄業(きよめ) 午後7時
第二部 月華精進(はげみ) 午後10時
第三部 暁天明覚(めざめ) 引き続き 
の3部構成で行われます。

 
 
 

この後に、ケーブルカー、
または徒歩で山を上ります。

勿論、ケーブルカーを
利用しました。

ケーブルカーに乗っていたら、
オレンジ色の袈裟を着た
スリランカのお坊さんも
一緒に乗って来ました。

何だか、テンション上がって
ワクワクします。

 

本殿前へ着くと、
お祭りの準備がされていました。

 

到着してすぐに
「心のともし灯」を購入します。

当時は、800円でした。
その後、1,000円になったようです。

第一部で必要です。

 

こんな感じで
複数箇所で販売しています。

 
 
 

あとは祭典が始まるまで待ちです。

祭典の場所取りと、
時間になったら、
講堂の寝床の場所取りを
行いました。

 
 

19時になり、
第一部の祭典が始まりました。

祭典中は勿論、
写真撮影、録画は禁止のため、
詳細は書けませんが、

最初のお坊さんが
唱えるマントラが
どうも反応したようです。

 

マントラの波動に
魂が共鳴したようで、
無意識のうちに
涙がスーっと流れて来ました。

マントラが
懐かしいという感覚と、
自分や地球全体が
大きな愛で守られている
という優しい波動が
伝わって来た感じです。

 

地球や月は
何もものを言わずに
じっと見守ってくれている
感覚でしょうか。

上手く言葉では
表現出来ませんが。

 

以前に、某セミナーで
月をチャネリングしてみた時と
同じような感覚でした。

何も言わず、
ただただ大きな愛で
見守ってくれている。

 

それだけと言えば、
それだけなんですけど、

親が小さな子供を
無言でただただ見守るような
そんな愛のエネルギーに
感じました。

 
 

仁王門で渡された資料の
「魔王尊に祈る」を読んで祈願し、

「消えぬ灯」を
大燭台に点灯したのち、

各自の「心のともし灯」に
点灯して行きます。

 

これは、大燭台の火を、
近くにいるお坊さんのロウソクに移し、
その後ろの一般客へも移していき、
ロウソクの火が、
参加者全員に行き渡るようにします。

これで全てが1つになります。

 

満月が
だいぶ上がって来ました。

 
 
 

ひと通り祭典が終わると、
全員が聖水を頂きます。

聖水は、宇宙からのエネルギーを
水に取り込んだ(転写)したもので、

その水を、
本殿の中で、参加者一人ずつに
配って行きます。

 

全員分なので、
待ち行列になり、
時間がかかります。

 
 

(当時)最終のケーブルカーが
21時50分発なので、
電車で帰る人は
この第一部で終了となります。

 
 
 

22時から
第二部が始まります。

第二部は、
満月の方を向いて、
マントラを聴きながらの瞑想。

マントラは、
途中から
スリランカのお坊さんに
変わりました。

強い宇宙エネルギーを
浴びながら、
心身ともに心地よく
瞑想しました。

 
 
 

そのまま続いて第三部へ。

中央部に準備してあった
聖火に火をつけ、
キャンプファイヤー状態に
なります。

お経を唱えながら、
仁王門でもらった
蓮の花びらの形をした散華を
聖火に投げ入れます。

 

祭典は、
以上で終了となります。

 

なかなか文章では
表現し切れないことが沢山あります。

参加できる機会があればいいですが、
もし機会があれば、
参加してみるとよいと思います。

 
 
 

すでに終電は終わっているため、
電車で帰る人は、
翌朝までお寺で
過ごす必要があります。

鞍馬寺として
講堂を控え室として
公開してくれていましたが、
スペースに制限があるため
全員は入れません。

入れない人は、
寝袋などで
夜を明かすしかありません。

 

5月の昼間は
半袖でいいくらいに
暑くなりますが、
山の上の夜は
冷え込みます。

私も第一部から、
セーターを着て、
さらに冬用のジャンパーを
着ていました。

防寒対策は、
十分にしておく
必要があります。

 
 
 

翌朝です。

UFOがよく現れる
というアングルですね。

 

「心のともし灯」も
こんな感じで
消え残っていました。

 
 

翌日は、奥の院、
魔王殿を経由し
貴船神社へ行って来ました。

身体は疲れたものの、
中身はスッキリしました。

 

沢山のエネルギーを
頂けたと思います。

ありがとうございました。

 
 
 

別のタイミングで撮った
本殿金堂・金剛床です。

金剛床の中心部が、
パワースポットとなっており、
感じるものがあります。

本殿金堂前の金剛床は、
宇宙のエネルギーである
尊天の波動が
果てしなく広がる
星曼荼羅を模し、

内奥に宇宙の力を蔵する人間が
宇宙そのものである尊天と
一体化する修行の場と
なっています。

 
 

不動堂前のぐるぐるマーク。

ここの中心部に立つと、
目が回る感じがします。

 
 

貴船神社へ抜ける
西門手前のところある
ぐるぐる湾曲した大木です。

エネルギーが
渦巻いている感じですね。

 
 

今年2021年は、
「皆既月食」&
最大の満月「スーパームーン」

の組み合わせです。

何か大きなエネルギーが
来るのかもしれませんね。

月の光を
水へ写すとよいと思います。

 
 

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