横浜のおうち
現在、横浜市在住の「トムさん」と「ゆうこりん」です。
夫婦の会話形式で記載しているところは、
トムさんの言葉は以降「ト」と表記し、
ゆうこりんの言葉は以降「ゆ」と表記します。
ト「ここ(横浜)の家を決める時も、なかなか大変だったよね。」
ゆ「そうだね。思ったような家がなくてね。」
ト「不動産屋さんから、幾つか候補の物件情報を事前にもらっていて、
その中で、ここだ!って物件を決めてたんだよね。」
ゆ「うん、すぐ近くに余り家がなくて、一番広々した感じで、
日当たり良好という感じだったよね。」
ト「でも、物件の下見に来た時、一番最初に、
『この物件は企業相手に貸しません』みたいなこと言われて、
いきなり対象外になったんだよね。」
ゆ「そうそう。不動産屋さんなら、
そんな情報は最初から聞いておいて欲しかったよね。
貸し出せない物件は紹介しないで欲しいよ。」
ト「でもさっ、後から、その物件を見に行ったら、
思っていたのと全然イメージが違ったよね。」
ゆ「ホントだね。今から思うと、
その物件にしなくてよかったという感じだよね。」
ト「やっぱり、写真だけじゃわからないもんだよね。」
ゆ「実際に現地を見てみないとね。
雰囲気とかまでは伝わらないよね。」
ト「それで、社宅扱いにしてもらうためには、
不動産屋さんが紹介してくれた物件の中から
決めないといけないという条件があって。」
ゆ「そうそう。」
ト「紹介してくれた物件を全て回ったけど、
ピンと来るのがひとつもなかったんだよね。」
ゆ「なかったね〜。」
ト「一応、最終候補の2件を決めて、改めて順番に見に行ったけど、
どちらも、う〜んという感じで。」
ゆ「何だか部屋が暗い感じで、う〜んという感じだったね。」
ト「それで、我々がう〜ん、う〜んと、唸っていたら、
不動産屋さんが、さらに物件の検索条件枠を広げて、
築15年くらいまでだった条件を外してくれて、
そしたら、新たな物件が出てきたんだよね。」
ゆ「そうそう。」
ト「不動産屋さんから
『大きな通りに面していますが、見てみますか?』と問われ、
勿論、う〜ん、う〜ん、唸っていたところだったから、
『行きます!』と即答したよね。
内心は、大きな通りに面していたら、
車の音がうるさくてダメだろうなと思っていたんだけど。」
ゆ「わたしも当てにはしてなかったよ。」
ト「新しい物件の中に入ってみたら、壁がとても白くて、
明るい感じだったんだよね。
さらに部屋の奥に入ってみたら、
南側が全面窓という感じで、
眩しいくらいの日差しが入って来ていて、
4階の部屋だったけど、
隣のマンションが低いから、視界も開けていて。」
ゆ「部屋が、もの凄く明るく感じたよね。
まるで後光でも差しているようにも感じたよ。」
ト「天井の高さも、一般の部屋よりも高くてね。」
ゆ「すごく開けた感じがしたよね。」
ト「それで問題の、大きい通りの車の音はというと、
全く問題なしだったんだよね。
通り側はしっかり壁が作られていて、
その通路から、さらに玄関に入る感じだから、
二重の壁みたいな感じで、
部屋の中だと通りの車の音は全く気にならなかった。」
ゆ「もっと騒がしいかと思っていたけど、
全然気にならなかったね。」
ト「もう、これだっ!って、その物件に即決したんだけど。
本当にねぇ、前の2件のうちから、どっちかに決めなきゃと、
もう諦めかけていたところの、
最後の最後に大逆転で出てきたんだよね。」
ゆ「うんうん、もう他に選ぶ余地なしだったよね。」
ト「こういう不動産とかも、本当にご縁だと思うなぁ。
俺は、不動産とは、いいご縁がある感じがする。」
ゆ「そうだね、ご縁だよね。
前の大阪の家も、日当たり良好で駅近くでよかったよねー。」
ト「宇宙さんってさぁ、
我々人間の思考を超えたところから、何か来るよね。」
ゆ「うん、そうだよね。全く明後日の方向から来るよね。」
ト「今回の物件選択も、我々が
あれだけ粘らなかったら出てこない物件だったろうし。」
ゆ「目の前にあったものは、心から納得できるものではなかったからね。
ずっと迷ってたよね。」
ト「もうダメだから、どちらかに決めるしかないなと、
ほとんど諦めていたんだよね。」
ゆ「はぁ〜って、ため息が出る感じだったね。」
ト「我々のその光景を見て、不動産屋さんが気を利かせて、
黙って検索し直してくれていたんだよね。」
ゆ「うん。そしたら、全く予期せぬところから、
想定外のものが新しく出てきたよね。」
ト「我々もそうだけど、不動産屋さんも、
築年数が古くなった物件だから、余り期待していない感じで、
『とりあえず、行ってみますか?』という雰囲気だったもんね。笑」
ゆ「ホントに期待していなかったよね。笑」
ト「そしたら、部屋に入った瞬間に、即決!って感じで、ねぇ。
何が起こるのか、全くわからないよね。」
ゆ「やっぱり大事なことは、簡単に諦めてはいけないということかな。
自分の望みをできるだけ明確にして、それを望み続ける。」
ト「人間の思考で考えられるレベルは、全く通用しない感じだよね。」
ゆ「遥かにその上を行く感じだよね〜。」
という今までの会話のやりとりが、前フリなのですが。。。
現在住んでいる家は、
JRの最寄り駅まで徒歩7分の駅近で、
バス停が目の前にあります。
雨が酷い時は、駅からバスに乗り、
最初のバス停で降りますが、
バス停から走って、うちの建物に入れば、
濡れるのは僅か一瞬というくらいで、
雨でも傘なしで帰れるかなという感じです。
大きな通りを挟んだ向かいには大きなスーパーがあります。
スーパーはうちのほぼ真正面なんですけど、
通りが大きいため、
道路を渡るために信号機まで少し回らないといけないです。
が、スーパーと言っても、3階建てで、
1階は食料品と、ホームセンターが入っていて、
2階は雑貨と、靴屋さん、ペットショップがあり、
3階はbookoffと百均などが入っており、
ほぼここで全てが賄えるくらい便利です。
さらに、うちの隣には、ドラッグストアがあって、
こちらでも日用品が購入できます。
そんな感じで、今の家は、
生活するにはもの凄く便利な環境です。
そんなもの凄く便利な生活環境なのですが、
定年まであと僅かとなり、
2019年あたりから、
夫婦でそろそろ田舎暮らしも良いかも
という話を始めていました。
最近、人混みへ出ると、
何だか、とても疲れます。
そして、コロナ禍のこのご時世。
自然豊かな、静かなところで、
ゆっくりと味わいながら、人生を暮らしていきたい
そんな想いが、とても強くなっていました。
もういい歳だからなのかもしれません。
人間の本来からすると、
自然の中で生きるということが、
素直で適しているのだと思います。
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