土地購入のローンについて

 

さて、前回記事「淡路島の土地の見学」で、

山の上の土地を購入すると決め、
購入申込をすると同時に、
手付金を支払った訳ですが、

実際の土地の支払いをどうするのか?

これから、資金調達を検討した次第です。

 
 

まだ、30代、40代なら、ローンを組むのに
特に問題はないと思いますが、

定年まで、後3年、
ローンが組めるのか?
という課題が考えられます。

 

理想的なのは、今回で、
土地と建物と両方のお金が借りられれば
一気に片付く訳ですが、

現実的に、それは難しいであろうと思い、
まずは、土地だけ確実に購入する方向で
確認してみました。

 
 

淡路島内の都市銀行は、
現在、唯一、三井住友銀行があります。

不動産屋さんから、
「手続きする上で、淡路島に窓口がある銀行の方が
 よいと思います。」
という連絡を受け、
三井住友銀行へ問合せしてみました。

 

まず問われたのが、
「淡路島に親戚とかいらっしゃるんですか?」

「いいえ、おりません。」
と回答しました。

 

次の問いが、
「淡路島の土地以外で、
 担保になるようなものはありますか?」

う〜ん、
「特にありません。」
と回答。

 

「確認しますので、お待ち下さい。」
と言われ、暫し待つ。

 

。。。。。

 

「大変、お待たせしました。
 淡路島の土地だけでは、
 担保とすることが出来ませんので、
 何か担保をご準備して頂く必要があります。」
というコメントでした。

結論としては、担保を準備しないと、
お金は貸せないということでした。

 
 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 
 

色々とローンを調べてみた結果、わかったこと。

 

その1

住宅ローンは、土地・建物の住宅が担保となるため、
比較的安い金利でお金を借りることが出来ます。

住宅ローンの定義ですが、
自身が住宅として住む目的の
土地・建物を購入するためのものです。

 

そのため、土地と建物を分けて、
住宅ローンを借りる場合、
色々と制限が出てきます。

住宅ローンとして借りる場合には、
土地を購入してから、2年以内に
自宅とする家を建てるとか。

 

今回、うちの場合、
まず、土地を購入して、
その後の建物は、いつ建てるのか未定
という状況であり、

これだと、住宅ローンの対象外となります。

 

住宅ローンが使えないとなると、
フリーローン的な扱いとなり、
金利が大幅に高くなってきます。

 
 

その2

セカンドハウスローンというものが
あることを知りました。

2軒目住宅を持つという扱いです。

例えば、別荘を持つ、
老後に住む家を先に持っておく、
自宅からの通勤が遠いため、会社近くにマンションを買う、
などが該当します。

 

結局、こちらも住宅ローンと同じような扱いで、
2軒目の住宅ということで、
さらに審査は厳しく、金利も高い上、
住宅取得控除も適用されません。

 
 

その3

住宅金融支援機構の
60歳からの住宅ローン
リ・バース60というローンが
あることを知りました。

住宅金融支援機構 【リ・バース60】

 

満60歳以上向けの住宅ローンで、

亡くなった以降、返済が不要な
ノンリコース型ローンです。

簡単に言うと、
物件価値の半額をローンとして貸してくれて、
生きている間は、ローンの利子分のみを返済、

亡くなった後は、
銀行が物件を売却して、残債を整理するか、

相続人が残債を整理して、継続利用するか、
を選ぶ形となります。

これから住みたい家があり、
その半額の資金を準備可能であれば、
ある意味、有効なローンと言えるでしょう。

 
 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 
 

色々と調べてみると、
世の中、色々なものが準備されていることがわかり、
大変勉強になった訳ですが、

今回、うちの土地だけ購入の
直接的な対象となるものは、
簡単に見付かりませんでした。

 

最終的には、xx金庫さんで、
土地だけの購入でも、
住宅ローン金利で
お金を貸してくれるところがあり、

そこにお願いすることとしました。

勿論、退職金以下の金額が
対象となります。

 

 
 

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